こんにちは。



新しくオリジナルバンド「コドモロジック」を始動させて、リハも経て、新しい機材も買ってたりして。

欲しい音がだんだん決まってきているので、エフェクターボード構築中です。
ですが、ボード構築にはつきものの「ちょっとした悩みごと」が。



ボードの基本構成は

・ひんぱんに踏むペダルを手前に配置
・常時ONのペダルは奥に配置

なんですが、ここへきて新たな要件登場。



・奥のペダルも、たまに踏みたいものがある

と、あわてた風で書いてみたものの、この要件は満たすつもりで前回のペダルレイアウトにしたのですが、せっかくなので操作性や配線面のことを考えて、もうひと手間かけてみることにしました。



奥のペダルを(一部)上げ底してやろうと思います。

高さを上げてやることで、奥に配置したペダルが踏みやすくなり、上げた分のスペースに配線をくぐらせてやれば見た目もすっきり、という魂胆です。



上げ底に使用するのは、ホームセンターで売っている「すのこ」。
2個入り196円(税抜)でした。



ではでは、工程を。



ホームセンターで買ってきたすのこを、まずは無加工で置いてみます。
このままでも十分なんですが、余分な空間が出て、デッドスペースになっています。
面積に限りのあるエフェクターボードで、これは痛い。

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ということで、すのこをのこぎりでカットします。
上がカット前。下がカット後です。
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一目瞭然ではあるのですが、すのこの形状に合わせて赤ラインをカットしました。
カット後にカドがめだつ部分は、紙やすりで少しだけならしておきました。

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次に登場するのは、ベルクロのメス(ふわふわな方)。
ホームセンターで買い置きしていたストックを取り出してきます。

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これをすのこの長さに合わせてチョキっと切って、すのこに貼り付けます。
このベルクロでエフェクターを固定します。

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裏面処理に入ります。
すのこには滑り止めのゴム足がついていました。

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ボードに使うには不要なので、カッターナイフで除去します。
すのこ底面に段差をなくすのが目的なので、テキトーでも大丈夫なはずです。

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ベルクロ再登場。こんどはオス。ザリザリの方。
底面に貼り付ける用に、イカソーメンのように細くカットします。

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で、こちらも貼り付けます。
これで、すのことボードを固定させる目論見です。

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できあがって、ペダルを載せてみた状態がこちら。
パッチの幅も確保しつつ、ペダル3個がちょうどいい感じに載っています。

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ボードに置いてみて、すのこ下にパッチを通してみるテスト。
残念ながらプラグは通りませんでしたが、ケーブルそのものは問題なく通ります。
電源ケーブルも余裕で通ることでしょう。

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ボードに載せてみた図。
すのこ加工前のデッドスペースがなくなり、すっきりしたぞ!

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作ってみた感想は。


・すのこがボードからはがれそうで不安

や、これは間違いなくはがれますね。
けっこうな重さのものを、あのイカソーメンベルクロだけで支えるのには無理があります。
すのことベルクロを結束バンドでまとめるか、ボードに穴をあけてボードとすのこを結束バンドでまとめるか。
いずれかの対策が必要になりそうです。



・案外高さを稼げなかった

ペダルの操作には文句なしなのですが、すのこ下にケーブルをくぐらせる用途を考えると、「プラグが通らない」てのはちょっと難ありですねえ……
現時点ではそんなに支障はないですし、ボードを仕上げてしまえば更に問題なしなので、まあ放置しておきます。


・操作性はいい!

底上げした高さは少しだけだったのですが、これだけでも操作性は上がりました。
さすがに曲中にバンバン踏むというわけにはいかないでしょうが(僕がガサツなので絶対に事故る)、いやー、上げてよかった!





ご清聴、ありがとうございました……