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2015年09月

Danelectro CTO-2 V2 Cool Cat






こんにちは。



ことあるごとに「もう歪みはいらないかな」などと言っていますが、機材好きのこういう言葉は全くアテにならないもので。
 
それを身を持って証明してしまいます。はい、買ってしまいました。



Danelectro CTO-2 V2 Cool Cat です。



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外箱には「Transparent OverDrive」と書かれております。
「透明なオーバードライブ」ということですので、音のイメージは、まあそういう感じですね。
あまり歪ませない感じのオーバードライブ、ということでしょう。



型番に「V2」とあるように、CTO-2の前にCTO-1というペダルがあったようです。
そちらは、不勉強にしてよく知りません。



大阪市内某所の半額セールにて売られているのを発見。
「もう買うもんか買うもんか」と我慢していましたが、我慢のリミットブレイクの瞬間はとても気持ちいいですね。
無事、半額で購入することができました。



2



ダンエレクトロらしい特徴的なルックスがイカしてます。



【コントロール】

・Volumeノブ
 全体の音量調整。絞りきると無音になります。

・Gainノブ
 歪み量の調整。絞りきっても音は出ます。

・Trebleノブ
・Bassノブ
 EQです。同軸ノブのため、Bassだけ回したいのにTrebleも回っちゃうということが頻発しており、操作性がとても悪いですが、まあ、いいです。

・ディップスイッチ
 本体裏からアクセスできる場所に、ディップスイッチが4つあります。
 それぞれ
 Blue LED Clip
 Red LED Clip
 FET LED Clip
 Gain Boost
 と、書かれていました。

3



ざっと弾いたところ、ほんっっっっっっっとうに、歪みません。



いわゆる普通のオーバードライブであれば、ゲイン12時ぐらいの設定だとけっこう歪んでいると思うのですが、これは同じ設定でもほぼ歪みません。
ゲイン12時&全力ピッキングで、ようやく軽く歪んでいる程度です。

ただ、その歪みの味そのものは「原音の芯をしっかり維持しつつ、音にキラリふわりとした歪みがまとわりついて」とても好みの感じでした。



ゲインを全開にすると、ようやく「歪んでる!」と感じます。
ただ、ハイがジリジリ、ローがぶわぶわと出てくるようになります。この辺は好みの問題で。



全体的には、ONにした時にローがゴツンとブーストされて聞こえたので、Bassを下げ気味に設定してやると、ちょうどいい塩梅かもしれません。



ディップスイッチの設定組み合わせなども含め、また後日に試奏音源をアップしますが、ひとまず購入のご報告、ということで……





…ご清聴ありがとうございました。





2015/09/12 使用機材まとめ






こんにちは。



先日の2015/09/12、布施でライブしてきました。
長く暮らしたのが東大阪なのですが、まさか自分が布施でライブすることになるとは、まーったく考えてもおりませんでした。はい。



で、例のごとく、使用機材やらセッティングやらをまとめておこうと思いまして。



ギターはこちら。Zematis A24SU。

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今回のライブでデビューさせました。



基本的なセッティングは、

ギター(Zematis A24SU)
BOSS CS-3
Providence RX-L1
 Loop1: BEHRINGER GDI21→自作SHOD
 Loop2: Zoom MS-50G
 Loop3: Xvive TubeDrive→BEHRINGER VD400(ドライをスイッチャーのRETURNへ、ウェットをJC-120 Ch1へ)
BODD DD-5
JC-120 ← BOSS FL-5(REVERB)

字だけだとわかりづらいので、セッティングのイメージ図を。

キャプチャ


実際のセッティングはこちら。

1



続いて、個々の使用ケースなどを。



まずはスイッチャーの外から。

2

先頭のBOSS CS-3はクリーントーンでのみ使用する専用機です。
クリーン時はスイッチャーは全OFFにして、PUをミドルに。
で、アンプのリバーブを全開に。ジャズコのアンプは全開にしてもエグくないのが好きです。アンプのリバーブON/OFFは、フットスイッチ BOSS FL-5で担当します。

ボードの最後尾、BOSS DD-5はホールドディレイ専用機で使いました。
ギターソロの最後の音を伸ばしたままカッティングしたり、エフェクティブにショートでリピートさせたり、曲ラストの音回しで手抜きしたり、です。
楽しいですねホールドディレイ。



で、スイッチャーの方へ。



バッキングの歪みは、ループ1で担当させました。

3

自作SHODとGDI21を曲によって使い分け。
ほぼSHODで行きましたが、一曲だけ「どこでもマーシャル」としてGDI21を使いました。

GDI21はモードBRITの歪みがきついので、やはりセッティングに苦労しました。
僕はハイゲインがあまり好きじゃないので、いい塩梅のセッティングが出せずに苦心してまして。
モードTWEEDで歪ませ調整幅を確保しようとしたりしたのですが、やはりモードBRITでないと、欲しい感じになりませんでした。
DRIVEを最少にして、指でトンッとつつくぐらいのセッティングです。

SHODはもう、文句ないですね。
今回のセットリストは控えめな歪みが不要だったので、GAIN上げめ(1時くらい)にして使いました。



ループ2はZoom MS-50G大明神のカメレオンループ。

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使用順に
・フェイザー(バッキング用)
・アコシミュ(ギターソロ用)
・発振ディレイ(飛び道具)
・ボンバー(曲の締め用)
・フランジャー(特殊ギターソロ)
をセットしました。

当初はループ3に入れていたのですが、踏み間違えが多発してしまい、対策としてループ2に入れました。
まあ、踏み間違えはあまり軽減できませんでしたが……

あとね、ボンバー。
ボンバーですよ。
「何を弾いても爆発音が鳴る」というボンバー。

「使い道がない」とよく言われているイロモノエフェクトですが、今回の演目で「なんか、曲の最後でバクハツしたいな」と思いついたので投入しました。
リハーサルで「次、爆発させまーす」とか、初めて言いました。



ループ3はギターソロ用。

5

ベタな「ブースター→ディレイ」のループです。
Xvive TubeDriverでブースト。安物TSです。最近、デザインが変わったんですよねこれ。
小さくて安いのですが、「これで十分」感はあります。

ディレイのBEHRINGER VD400はドライ音をスイッチャーに戻し、ウェット音をアンプのch1に入れています。
アンプ側でウェット音の音量とEQを調整してます。
ウェットのEQは、ローを少し控えめに設定。音量は、ややたっぷりと。
ペダル側は、割と長く残響が残るように設定しました。

このセッティングで、ループを切り替えてもディレイ音が残るようになります。
副次的な効果として、たっぷりディレイを効かせても音がダンゴになりにくい、というのもありました。
これ、マーシャルでやりたい時はどうすればいいんだろ。その時にまた考えます。



で。ボードの外の機材。
アンプのリバーブを切り替えるために、フットスイッチを入れたのは前述。
BOSS DD-5からチューナーとスタビライザーをセット。

マルチストンプでチューニングできるんですが、そのためには
・マルチストンプのフットスイッチ2秒ホールド
・スイッチャーの2をONにする
という手順が必要で、少なく見積もってもチューナーのON/OFFに最低3秒ずつかかります。
今回、持ち時間ギリギリでセットリストを組んでいたので、操作性優先で入れました。

最後尾にスタビライザーを入れて、全体を元気にします。



最後のアンプ側、JC-120のセッティングは、
・VOLUME 4
・BASS 6
・MIDDLE 9
・TREBLE 5
で。

中域をゴッツンと持ち上げて、骨太に攻めてみました。いままでのテレキャスとはやはり音が違うので、違うアプローチで。
結果的に、ギターの音量が大きくても、耳障りにはならなかったかなと思います。

これまでは最低限のVIBやDISTORTIONを入れて、音に膨らみを持たせていたのですが、ゼマティスで同じことを試した際、音がボケちゃう感じに倒れたので、アンプ側はノーエフェクトで。

ただ、「ジャズコーラスは歪まない」と思っていたのですが、調子に乗ってボリュームを上げたら、ちょっと歪んでますね、これ。
ジャズコクリーンLOVEの僕としては、ちょっと気になる歪みだったので、今後はVOLUME 3までで使うことにします。



今回使用機材やセッティングは、シールドやパッチを自作したり、アンプ側もフル活用してたこともあって、かなり楽しかったです。
毎回ボードには、やりたいことをほぼ全て押し込んでいるので、楽しくないはずがないのですが、やはりまあ次の欲や課題はあるもので。


・ブースター
バッキングの歪みをブーストしてリード音を作る、というセッティングの都合上、バッキング歪み2種に対してブーストが1つの場合、妥協点でブースターをセッティングしないといけない、というジレンマが。
今回だと、SHODをブーストするとトレブルがしっかり出て「刺さる」感じにできたのですが、GDI21をブースト時にマイルドな音になりました。
GDI21使用時はバッキングがギラギラギャンギャンしているので、ブースト時は更にザクザク刺さる感じにしたかったなあ、というのが本心です。
バッキング歪みひとつに対し、ブーストも一つ用意せにゃならんのか、と。
ブースターループのディレイのうまみを活かしたかったので、最終的には妥協セッティングで臨みましたが、GDI使用時のギターソロはマルチストンプを使おうか、などといろいろ考えました。

・バッキングのディレイ
ディレイ大好きなので、バッキング時に効果的にディレイをかけたいなあという欲は常々持っておりました。
ただ、バッキング用のディレイを載せるとなると、どう載せるのかとか、どう操作するのか、などといろいろ解決すべき課題が出てきたので、ひとまず考えることをやめました。
幸い今回は、クリーントーン曲でバッキングに厚みが欲しかったので、全開アンプリバーブを加えることで対応してみました。
でも、ディレイとリバーブは違うもん……(以下小声)

・踏み間違いのさらなる軽減
まず最初に。
スイッチャー Providence RX-L1は、一般的なスイッチ幅(52mm)なんです。
ただ、僕がステージでうろちょろするギターボーカルですので、やはり踏み間違えるんです。
あんなに練習したのに!とも思いましたが、これはもう根本的な対策が必要だと再認識しました。
スイッチ幅がやたら広いスイッチャーを自作するか、LS-2を複数台載せるスタイルにするか、ですね。
話のネタになるので、スイッチャー作ってみたいところです。

・演奏面がね
わかってます!

 

あー、長くなった。


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…ご清聴ありがとうございました。





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