こんにちは。
いよいよボード作りも最終段階。
最もめんどくさい、パッチ作成です。
既に何度かご紹介していますが、既製品のパッチケーブルで作った状態がこちら。
15cm、30cm、60cmの既製品を使用して配線していますが、やはり長さがダブつくのは避けられない。
まあしょうがないですが、ここまでしたならもっとすっきりさせたいなという欲と、パッチ作ってみたいなという欲とで、自作をあっさり決意しました。
工程としては
・本数算出
・材料調達
・長さ測定
・作る
となります。
■本数算出
・コンプ→スイッチャー
・スイッチャー使用分(3ループx2本)
・スイッチャー→ディレイ
で、計8本を作ることとしました。
■材料調達
ケーブルは、この日のために?ロールで買っておいたモガミ2549赤。
L字プラグは、CLASSIC PRO P10R。
ストレートプラグは、CLASSIC PROのP12。
■長さ測定
一本ずつ長さを測って切り出して、と考えていたのですが、プラグにケーブルを差し込んで仮止めし、実寸を都度カットしていく、という流れで進めました。ちょっと長めにカットして、ハンダづけの時点できっちりとした長さになるように調整します。
こういう感じですね。写真の時点では、まだハンダづけしていません。
どんどんシールドをカットして仮止めして。
全パッチの切り出し完了です。もう、この時点ですでにスッキリ感あります。
■作る
いよいよハンダづけ。
P10Rは「薄型L字プラグ」です。
ボード内のスペースを節約したい人にはうってつけ。
薄型でもL字でも、ホットとコールドの端子の位置さえ理解しておけば、ストレートプラグと同様のハンダづけ作業です。
製品レビューを読む限りでは、長時間ハンダごてを当てているとプラグが破損すると脅されてますので、手早い作業を心掛けます。
プラグにハンダを当てて、ハンダごてで「ササッ!」となぞるように。予備ハンダぐらいなら、2~3回なぞれば十分でした。
ハンダづけした状態がこちら。
プラグにスミチューブが付属していましたので、せっかくだから使いました。
ハンダづけして、プラグのフタをねじ止めし、記念すべき1本目が完成!
あとは無心に、どんどんハンダづけしていくだけです。
■完成
何かの修行のようなハンダづけ地獄を経て、完成したのがこちらの状態です。
とてもすっきりしていて、うっとりしますねえ……
長くなりましたが、これにてゼマティス用のボード、完成です!
見た目もすっきりしていて、大満足です。
…ご清聴ありがとうございました。