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安ギターや安エフェクターのこと、自分のバンドのこと、DTMのことなども。ライブ感つよめ。

2015年02月

【ボード組みました】改善した編

こんにちは。



ボード組んだ編と、
中身の解説編を、
経てできあがりましたマイボード。


前回までマメに読んでいただいた方はご記憶にあるかと思いますが、このボードには

1. エフェクターがボードから剥がれていた
2. ポップノイズが出る


という課題がありました。



以下、課題解決メモです。



1. エフェクターがボードから剥がれていた

BEHRINGER VD400がボードから剥がれていたことは前の記事でも書きましたが、後日確認したところマルチストンプも剥がれていました。

けっこうな重量ですから、まあしょうがないですね……

ボードから剥がれたエフェクターについては、エフェクターとマジックテープを両面テープで貼り合わせることで対策してみました。

これで様子を見てみたいと思います。



2. ポップノイズが出る

こちらも前の記事で書いたとおり。

電源の取り方でズボラしていたせいだろうと思い、パワーサプライを入れました。

リハスタのアンプで確認。
ポップノイズ、なし。
解決!

自宅環境では出ないんですよ、このポップノイズ……



この解決策を経て、ちょこっとレイアウトが変わったボードがこちら。

ea564887.jpg




これでセッティングは決まりです。



また、前回からの変更点として、使っていないループ4をミュートスイッチにしました。

静かな曲の時とか、意図的に音を切りたいけど手のミュートではイマイチはまらない時に大活躍しました。
あるものは、何でも使わないと損ですね。

あとはマルチストンプの仕込みを続けて、完成です。
きのうのリハスタでも……

ギターの人「あの曲のあのフレーズ、なんかエフェクターかけてますよね原曲は」
ぼく「ああかけてるねえ、でもエフェクターないからなあ、このままd」
ギターの人「(マルチストンプ)あるやん(怒)」


という一幕がございました。はい、仕込みます。





ご清聴、ありがとうございました……





【ボード組みました】ボードの中身解説編

前項で組んだボードの、中身の解説もついでに。



Noah'sark TBSW(4ループ)
┣ Loop1:JOYO Us Dream
┣ Loop2:Mooer Pure Boost → BEHRINGER VD400
┗ Loop3:Zoom MS-50G


Loop1:JOYO Us Dream はバッキングの歪み用。
アンプでクリーン~クランチを作ってますが、ハードに歪ませる曲で使います。

Loop2 はリード用。
ブースターでアゲて、ディレイを加えるという、普通のセッティングです。

Loop3 は、カメレオン。
とある曲でしか使わない歪みと、オルガンを入れています。
アンプ側でリバーブを少し足しているのですが、深めのリバーブもセットしておこうかな。



今回ボードを組むために、LSのパッチケーブルが必要になりました。

LLだと、スイッチャ―からパッチケーブルがにょきにょきと「生える」かっこうになるので、間違えて踏んで壊してしまいそうなのですよね……
スイッチャ―側をS、エフェクター側をLで配線して、見た目にも精神的にもすっきりさせたかったのです。

サウンドハウスで最安値のLSパッチをまとめて購入。ギターに合わせて赤いパッチを買いました。



やがてモノが到着。

分かっていたことなのですが、このパッチが硬い!
かなり腐心して、エフェクターを配置しました。
結果、このように、見た目がちょこっと美しい感じになりました。



e9d5d594.jpg




よく見かける「ボードに隙間がないほどエフェクターびっしり!」というボードも憧れではありますが、これはこれで、まあ、気に入っています。

赤いパッチにしてよかったなあと思いました。血管っぽいですよね。見た目が。



で、肝心の使用感。



ループの4番を余らせているので、実質3ループです。
今まで「飛び道具は端っのスイッチ(もしくはペダル)にアサインする」という意識でやってきていたので、最初は戸惑いましたが、やがて慣れました。

「じゃあなぜマルチストンプを端っこ(Loop4)に配置しないの?」とも思われますが、これは前出のパッチの硬さと、ボードの見た目を優先させたせいです。
結果、慣れたので問題なし。

スイッチャーにバッファが入っているので、ちょっと音が元気になった気もします。
あとはマルチストンプをON/OFFできるのがいいですね。

他はとりたてて変わったことをしていないので、まあ「ふつう」です。「予想通り」と言いますか。

スイッチャ―導入前は踏み分ける場所を「エフェクターの色、形状」で認識していたのですが、スイッチャ―を入れるとその意識は「場所」に変化しますね。
マルチエフェクターを使っていたころに近いです。ちょっとした違いですけれど。



このように、おおむね上々だったのですが、大問題がありました。
それはスイッチャ―や、Us Dreamを踏んだ時のポップノイズが酷いこと。



これについては原因に心当たりがあります。
ズバリ。電源の取り方なのではないかと。

現状、ACアダプターから電源分岐ケーブルで供給しているのですが、これが原因ではないかと思います。
なのでちゃんとパワーサプライを入れてやろうと思います。たぶん解消されるはず。以前も同じ症状を同じ対策で対応できましたので。



まあ、これを書いている時点でうすうす気づいていることも、ついでに書いておきます……



「ポップノイズの原因は電源の取り方」だと思ったのですが、そもそもボードを組もうと考えたのは「スイッチャ―を入れようとしたから」なんですね。
で、「スイッチャ―を入れようとした」理由は、「Us Dreamのポップノイズが酷かった」からなんです。



あれ。スイッチャ―入れなくても、パワーサプライから電源供給してあげれば、ポップノイズなくなるんじゃない?



ああ、そのとおりかもしれません……



悲しみにサヨナラ微笑んでサヨナラするために、時系列でまとめてみました。



エフェクターのポップノイズが酷い……
 ↓
スイッチャ―入れてエフェクター本体を踏まないようにしよう!
 ↓
スイッチャ―入れるとなったら、ボード組まないと!
 ↓
できた、できたよ!ボードを組んだよ!
 ↓
スイッチャ―入れたけどポップノイズはまだ酷い……
 ↓
電源の取り方が原因じゃないか?
 ↓
パワーサプライ入れれば解決かな?
 ↓
あれ、パワーサプライ入れたら、スイッチャ―不要になるかも?
 ↓
スイッチャ―不要ってことは、ボード組まなくてもよかったってこと?
 ↓
徒労感
←イマココ



まあ、いいんです。楽しかったから……美しいボード組めたから……経験も積むことができたから……



ご清聴、ありがとうございました……





【ボード組みました】エフェクター固定編

こんにちは。



来月のライブを控え、リハを重ねながら使用機材を試行錯誤していたのですが、諸事情でスイッチャ―をデビューさせることにしました。
で、スイッチャ―を入れるとなると、今までみたいなまな板ボードでは心許ないため、ボードを組むことにしました。


「ボードを組む」と言うとおおげさに聞こえますが、非常に小規模なものです。他に言いようがないのです。



ボードにエフェクターを固定する方法はいろいろありますが、今回は定番のマジックテープ固定としました。

マジックテープ、ベルクロとも言いますねぇ。
マジックテープって登録商標か何かなんですね。「タッパー」的な。



マジックテープを買いにホームセンターへ行きました。買ったものは……



8d64ec35.jpg


切り売りの、1メートル380円のマジックテープです。とりあえず1メートルだけ購入。
貼り付け用のテープ付なので、これ単体ですぐ使えます。
楽器用のマジックテープはとても高価ですので、まあ、これでいきます。



エフェクターボードに固定するために、エフェクター本体へ貼り付けるマジックテープは「オス」です。

マジックテープには、ふわふわの方と、ザリザリの方がありますが、ザリザリの方が「オス」です。
100均で売っているマジックテープはオスメスセットのものがほとんどだと思われますが、これだとメスが不要になりますので、捨ててしまわざるを得ないんです。もったいない……

みなさん、ホームセンターでマジックテープを買う際には「オス」ですよ、「オス」。



で、マジックテープ固定の際によく言われる問題が「ゴム足問題」。
エフェクターの底部に滑り止め用のゴム足をくっつけているものがけっこうあり、単にマジックテープをエフェクター底面に貼り付けるだけでは、

マジックテープの厚み<ゴム足の厚み

となるので、ボードまでマジックテープが届かず、固定できないんですね。

これもまあネットをググれば、けっこうな回避策があり、専用のグッズも売られています。
専用グッズとくれば、例にもれず、けっこうな値段がします。

このゴム足問題を、どう回避してくれようかと部屋の中を見渡したところ……

楽○ブックスの段ボールがあったので、これを使うことにしました。

1. 段ボールを適当なカタチにカット
2. ダンボールをエフェクター底面に両面テープで貼り付ける
3. ダンボールにマジックテープを貼りつける


という手順です。



以下、例によって写真付きで……



dcbf6b70.jpg


これが「ゴム足」です。
見てのとおり厚みがありますので、このままエフェクター底面にマジックテープを貼り付けても、ボードに密着しそうにありません。
ほんの少しの隙間なんですが、狂おしいほどに分厚いものです。



24fb2e56.jpg


ダンボールをカットし、両面テープでエフェクター底面に貼り付けます。
どうせ見えないところなので、雑にカットしています。



a48cb262.jpg


ダンボールを貼り付けた状態を横からみたところです。
ダンボールの厚みのおかげで、だいたい表面が揃いました。この状態なら、マジックテープを貼り付けるとボードと密着してくれるでしょう。

僕はアコギにピックアップを貼り付けるための両面テープを使いました。
この両面テープはある程度厚みがあったのも幸いしているかもしれません。
ダンボール1枚で必要な厚みが稼げなければ、ダンボール2枚にすればよいかと思います。タダみたいなもんですし。



4dc20ab1.jpg


ダンボールにマジックテープを貼り付けたところです。
だいたいでいいかと思います。



ここまでくればあと一息。



エフェクターをボードに配置して固定して、配線して。
ちゃんと固定できているかを確認するため、念のために「ひっくり返して」みます……



ae84f23d.jpg


おおー!!!!
落ちない!!!!!
ちゃんと固定できてる!!!!!

歓喜の一瞬です。



できあがったボードがこちら。

e9d5d594.jpg




とりあえず耐久性テストを兼ねて、リハスタへ持ち込んでみました。
普通に持ち歩いて、普通に電車移動して。

結果、ベリンガーがボードからはがれました。
正確には「ボードから」ではなく、「ベリンガーからマジックテープが剥がれて」ました。
エフェクターとマジックテープの間に、両面テープを入れて補強することにします。
でも、他のエフェクターはちゃんと固定されていました。
マルチストンプなんかはけっこう重いのに、がっちりくっついてました。感動。



ボードに積んでる機材については、また稿を改めて。



ご清聴、ありがとうございました……





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