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安ギターや安エフェクターのこと、自分のバンドのこと、DTMのことなども。ライブ感つよめ。

100均グッズでエフェクターボード作成 2枚目

こんにちは。



アクセス解析などを見ていると、このブログに
「100均」「エフェクター」「ボード」
などのワードで検索してたどりついてくださる方がけっこういらっしゃるようです。
お役に立つ情報は、ありましたでしょうか…



で、そんな僕は先日2枚目のまな板ボードを作りました。



というのも、バンドによって必要になる機材が2パターンあるのです。

1. ギタボバンドでのOD系ボード(SHOD→OD400)
2. ギタ専バンドでのディストーション系ボード(JOYO Us Dream→JHS Booster)


どちらもボードと呼ぶには機材数も少ないものなのですが…



最近、このふたつの使い分けが自分の中ではっきりしてきたので、一枚のまな板でやりくりするより、まな板を分けてしまおうと思いました。



制作工程は、以前の記事でまとめた内容と同じです。
おおざっぱに言うと、

1. エフェクターの位置を仮決めしてマジックでマーキング
2. マーキングした箇所にドリルで穴開け
3. 結束バンドでエフェクターを固定
4. 配線
5. 完成


です。

今回は配線時に少々ミスをしました。
電源分岐ケーブルの寸法を考慮していなかったので、穴を開けなおすというふがいなさ。
ズボラ根性が、結局、不要な手間を生みます。気を付けます…



このボードのブツを…

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まな板にセット!

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いつも使っている書類ケースにすっぽりです。

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ところがこの書類ケース、少々サイズ的にキツいものがありまして。

エフェクターの「高さ」がギリギリで、ケース収納時につまみ類に触れて設定が変わってしまうことが頻繁におこっていました。
ですのでホームセンターにて、新しくB4サイズの書類ケースを買いました。
とは言えこれも600円です。エフェクターボード買うよりはるかに安いです。



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横にも縦にも余裕があるので、エフェクターは横に4個、らくらく入ります。
電源アダプターもシールドもクロスも、ゆうゆう入りました。
また今回買ったケースは持ち手がついているので、ソフトケース的に持ち運ぶことができます。
内部のクッションを100均一で調達してくれば、機材の保護もできるかなあと思っています。



2枚のまな板を並べてみました。

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ZOOM Multistomp MS-50Gについてもちょっと解説を。



これだけは、ふたつのまな板を行き来するエフェクターなので、どっちのまな板にも、MS-50Gをセットするための空間を準備しています。
ですがMS-50Gを結束バンドで固定してしまうと、付け替えるごとに結束バンドを切ってしまわないといけません。

めんどくさいですし、なによりもったいない。

なのでMS-50Gの底面に「あるもの」を貼って、それでまな板に固定させることにしました。



「あるもの」とは、これまた100均で売っている「耐震ジェルマット」です。
5cm角ぐらいの大きさで、4枚入りとかで売っている、あれです。



今のところ、問題なく固定できていますが、スタジオで実際に試してみないことには正当に評価できないなあと思っています。



ではみなさま、ステキなまな板ライフを!



…ご清聴ありがとうございました。





ZOOM MultiStomp MS-50Gをスタジオで使ってきました

こんにちは。



僕のバンド「ノセライブ!」、は11/24のライブへ向けて絶賛リハーサル中なのですが、気づけばライブ目前。リハの回数は残り2回。という状況です。

残り2回の内の1回が昨夜だったのですが、「試すなら今しかない」とばかりに先日購入したZOOM マルチストンプ MS-50Gを持ち込んでみました。

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セッティングは、
PLAYTECH TL-250→SHOD→OD400→MS-50G→JC-120
です。

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歪みはコンパクトに任せ、あとの部分をマルチストンプでまかなうセッティングです。



MS-50Gに作っておいたパッチは、
A. コーラスたっぷりリードトーン(自称「コーラスブースター」)
B. アコシミュとディレイ、リバーブでアコギソロトーン
C. 派手めのフランジャー

の3つ。いわゆる「飛び道具」としての使用です。

フットスイッチを踏むたびに、この3つがA→B→C→A…と、ライブで使う順番に切り替わるように設定をします。



飛び道具エフェクトが使われるシーンとしてすぐにイメージされるのが、

曲をフツーにやっている
 ↓
ここで飛び道具ONだ!
 ↓
ギュイイイイイン
 ↓
ご苦労だったな飛び道具、下がっていいぞ!
 ↓
フツーの曲に戻る


という感じかと思います。事実、僕はこの使い方です。

ですので、上に書いたような「フットスイッチを踏むたびにパッチが切り替わる設定」だと、「踏んでも踏んでも飛び道具が出てくる」状態になります。



そうです。MS-50Gには「ひと踏みで働くバイパススイッチ」がないんです。



なので、

1. A
2. バイパス(空のパッチ)
3. B
4. バイパス(空のパッチ)
5. C
6. バイパス(空のパッチ)


と、パッチの間に空パッチを挟むことでバイパスとしました。




これで準備完了。
あとは弾くだけ。



出音については満足。
どのパッチも、いい音しています。
手持ちのコンパクトと比較すると、若干ハイファイ感(これがデジタル感なのかしら)が強いかとは思ったものの、いい音です。

ただ、自分の事前準備が少し足りなかったと思いました。



いくら操作性が良いマルチとは言え、やはりコンパクトに比べると事前の準備や作り込みが大事だなあという感想です。
単体でやれることがいっぱいあるだけに、アンプでの出音も含めたセッティングと確認が欠かせない、という感じです。
スタジオではまずまず満足だったのですが、やはり「もうちょっとこうしておけばよかった」とか「こうしたらどうなるんだろう」という探究心がわいてきます。



あとは、フットスイッチのもうひとつの使い方。
フットスイッチで、パッチ内の個々のエフェクトユニットをON/OFFする人って、どういうセッティングで、MS-50Gはどういう役割で使っているんだろう、というのが気になります。



ご清聴ありがとうございました。





ZOOM MS-50G買いました

2014/11/24(月祝)、南堀江Knaveでの「鳥獣ギガ」というアニソンライブイベントに、僕のバンド「ノセライブ!」で出演します。



できればその日までに新兵器を投入できるよう整えていきたいのですが、なかなか難しい昨今。
新兵器といえば先日ここにも書いたスイッチャ―(Noah'sark TBSW)なんですけどね。

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スイッチャ―をちゃんと仕込もうとすると、パッチケーブルが大量に必要になって、これに腐心しております。
4つのループへのINとOUTで2本ずつ、計8本。
「8本で大量なのか」と言われそうですが、一気に支度するとなると、これがこれでなかなか…



さんざん考えた結果、既製品を購入するよりも自作した方がいいかなという結論に達しました。
金銭的にも安く上がって、望みどおりの長さやのケーブルを作れるのでボードがすっきりしたり、というメリットをチョイスしました。

いずれ作ります。またレポします。



新兵器といえば、あともう一つあるんです。



こちら。



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ZOOM MultiStomp MS-50G、なんですね。



ざっくり紹介すると、コンパクトエフェクターサイズのマルチエフェクターです。



コンパクトサイズということで操作性を気にしておりましたが、同じメーカーのG1Xonを持っているので、難なく使うことができました。
ただ、エフェクトチェインの流れがG1Xonと反対だったので、そこだけ面喰いましたけど。

G1Xは左から右。という、理屈で認識する流れ。
MS-50Gは右から左。という、コンパクトエフェクターの物理的イメージで認識する流れ。
なんですね。



こいつをスイッチャ―の最後尾に仕込んで、曲中で必要なパッチに切り替えて待機させておいて、スイッチャ―でON/OFFしてやる、という算段です。

今のところ考えているのは、リード用のブースターや、飛び道具です。

歪みを入れてブーストさせたり、アコースティックシミュレーターでアコギソロを入れたり。
またはオルガナイザーやフランジャーの飛び道具を仕込んだり。

夢は広がりますねえ。



…ご清聴ありがとうございました。






「死殺カオス 猿の帝国」発売日決定&予告編公開!

こんにちは。


このブログでもたびたび触れておりましたが、僕が音楽監督した映画、「死殺カオス 猿の帝国」のDVD発売日が決定しました!


2014年12月26日です!


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DVD『死殺カオス 猿の帝国』公式サイト
http://www.toenta.co.jp/dvd/shisatsu/index.html



また、予告編も公開されてます。
予告編はザ・クレイジーSKB社長のバンドの曲も流れてますが、動画の中ごろで流れる曲は僕が作ったものです。

「死殺カオス 猿の帝国」予告編 - YouTube
「死殺カオス 猿の帝国」予告編



今年のクリスマスちょい過ぎたあたり、もしお目にかかることがあれば、気に留めてもらえれば嬉しいです!





10/5(日) MusikMagie presents 昂丸レコ発ライヴ 『Power to the Music』出演します

単体のライブ出演お知らせをば。



10/5(日)に、2014年(おそらく)最後の弾き語りライブ出演です。
MusikMagie presents 昂丸レコ発ライヴ 『Power to the Music』に、出演します。
2014年7~9月アニメの曲を中心に、7曲予定!



男前なのに、やたらめったら腰が低く、「ドーン!」っていう感じの発声で会話する昂丸くんのレコ発ライブです。
記念すべきこのレコ発ライブに、お呼ばれしましたので、せいいっぱいやらせていただきます。



ビジュアル面では全出演者中で底辺をさまよい、若さはもうどこかへ置き忘れてしまって、「アコースティックで特色を出そう…」というもくろみはGraniという強大な壁に阻まれ、と、八方ふさがりなこの状況!



みなさまの暖かい声援が必要です。お取り置き、お待ちしております!



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■イベント概要
MusikMagie presents 昂丸レコ発ライヴ 『Power to the Music』

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開催日:2014年10月05日(日)
会場:湊町Volcano(http://live-volcano.com/)

チケット前売り 2000円
チケット当日 2500円
(ドリンク代別途 500円)

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■タイムテーブル

Main Act:昂丸

17:00 OPEN
17:20 START

17:20~17:45 akua
17:45~18:10 middle tone factory
18:10~18:35 のせたけし
18:35~19:00 Grani
19:00~19:10 転換
19:10~19:35 新日本橋プロレス
19:35~19:45 転換
19:45~20:10 I.N.S.P
20:10~20:20 転換
20:20~21:15 焔 (昂丸バンド)
21:15~21:50 昂丸CD物販、その他撤収準備
22:00 完全撤収

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■ご注意

◎再入場可能。
◎撮影した画像、動画をインターネット上にアップされる場合は、必ず撮影した出演者の許可を得てください。
◎会場内での持ち込みされた食べ物、飲み物の飲食は禁止致します。
◎貴重品の管理はご自身でお願い致します。盗難などが発生しましても、責任は負えませんのでご了承下さい。
◎ヲタ芸をされる場合は、周りの状況をみて、お願い致します。会場混雑時、主催側が危険と判断した場合は、ご遠慮下さい。
◎演奏時、ステージに対しての危険行為は、ご遠慮下さい。(ステージに上がる、物を投げる、など)
◎未成年の飲酒ならびに、喫煙は禁止しております。
◎他のお客様、出演者、主催スタッフ、会場側に迷惑をかける行為された場合、退場をお願いする場合があります。
◎都合により、出演者、進行・出演時間などは予告なく変更する場合がございます。

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ライブへのご質問、ご感想、チケット取り置きなどは、
info@musikmagie.com
までご連絡をお願い致します。

素晴らしいイベントに出来るように、メンバー、スタッフ一同頑張りますので、よろしくお願い致します!





二次子二次雄 第九話「男祭り」

二次子二次雄 第九話 「男祭り」

@祇園 SILVER WINGS
http://www.limekoubou.com/

- 2014/10/18(Sat)
- Open 17:30 / Start 18:00
- Adv \1,700 / Door \2,200(別途1ドリンク要)

■出演
- ノセライブ!
- RockMAN
- サイドギャザー
- IWASHI BOYS
- Takashi
- 伴野一輝
- 米魂(創作落語)

■アクセス
- 京阪「祇園四条駅」より徒歩10分
- 京都地下鉄「東山駅」より徒歩10分
- 阪急京都線「河原町駅」より徒歩15分
 京都市東山区東大路通新橋上ル西側 梅本町270
 プレステージ祇園 1F



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二次子二次雄、9回目は、出演者全員「男」の「男祭り」開催です!
みなさまのお越しをお待ちしております!

スイッチャ―を買いました(Noah'sark TBSW)

このブログにエフェクターネタを書き始めてから、自分史上最速ペースでモノが増えていっています。
ちょっと冷静になって振り返ってみたら、半年で10個ぐらい増えてました。



「どうすんのこんなに増やして」

って、ちょっと反省しますね………
エフェクターがいくら増えても、活用しないと意味がないというのに。



で、活用するためのモノを、買ってしまいました。



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スイッチャ―です。



Noah'sark の TBSW という、4ループスイッチャ―です。
友人から、破格で譲っていただきました。



製品の特徴は、

・見てのとおりの4ループスイッチャ―
・非プログラマブル
・スイッチは個別にLOOPとMUTEを切り替え可能
・バッファ内蔵
・DC OUTが4個ついている

こんなところかと。

スイッチャ―と言えば本体サイズが大きいイメージがあったのですが、TBSWは横幅25.5cmですので、小さ目のエフェクターボードにもすっぽりと収まります。

スイッチの間隔は適度で、ちょっとゴツい靴をはいていてもだいじょうぶなスペースが確保されていると思います。



独立式ループのスイッチャ―で、動作としては

【1:ON 2:OFF】
の状態で【2】を踏むと、

【1:ON 2:ON
になります。

【1:OFF 2:ON
にはなりません。

このあたりは、慣れかなと思ってます。



試してみたところ、バッファの効果って大きいんだなあと実感しました。
音が、太さとみずみずしさを保ったままに出力されている印象です。
自分のギターってこんな音してるのか。と感じました。
バッファのON/OFFスイッチがあるのですが、OFFにする理由はないですね。



スイッチャ―の現物が手元にあると、セッティングをいろいろ考えるのが楽しくなってしまいます。
今のところ考えているカタチとしては

LOOP 1:歪み1
エンハンサ or EQ→SHOD

LOOP 2:歪み2
OD400

LOOP 3:リード

LOOP 4:飛び道具
ZOOM G1Xon

なのですが、G1Xonは自宅録音でも使っているので、リハやライブのたびにボードへ出し入れするのがめんどくさいなあ、と考え始めているところです。



いよいよエフェクターの泥沼にハマってきている自覚症状があるのですが、あまりそういうことを見ないようにして生きていきたいと思います。



…ご清聴ありがとうございました。





やったあ!「死殺カオス 猿の帝国」映画音楽アップしました!

完成しました、島田角栄監督作品「死殺カオス 猿の帝国」の映画音楽。

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つい先ほど島田監督にCDをお渡ししました。
これで僕の7~8月、終了!制作に明け暮れた2か月でした…



思い起こせば…



6月の末、島田監督からこのオファーをいただき、打ち合わせに赴きました。
「いつまでに」「何曲」というのが基本になりますが、打ち合わせの結果は…

「2か月で、33曲」

事前の予想をはるかに超える曲数でした。

しかしまあ、オファーの事情もあるし、ここ数年で制作環境が激変して自身の制作物は質量ともにアップしているし、何より島田監督とまた一緒にできるということもあり、お請けしました。声は震えてましたが。



オファーを請けたその瞬間から、すぐさま脳みそをフル回転。
「2か月で33曲上げるには?」の手段から考え開始。
打ち合わせの帰り道は島田監督が車で送ってくださったんですが、ぶっちゃけ会話には集中してませんでした。

結果は、

・ワークフローを整える
まず楽曲リストを作り、全体の進捗が一覧できるよう手配。基本中の基本ですが、ちゃんと実行したのは今回が初めて。
ついでにそこからサンプルのmp3になんか飛べるようにしちゃったりして。微妙に便利。

・頼れる人に頼る
弾けないものは弾けない、作れないものは作れない。
ならば自作は最初から放棄して、弾ける人、作れる人に頼る。
迷ってるヒマはありませんでした。

・連絡は、マッハで入れる
連絡を躊躇する時間すらもったいない。
伝えることは全部書いてメールでポイー!

という、シンプルなものに落ち着きましたが、この考え方を土台に据えることができたおかげで、迷いはほぼなくなりました。



さて、これは制作工程のお話し。
「死殺カオス 猿の帝国」音楽制作プロジェクトのプロジェクト管理の手法でしかありません。



肝心なのは「作曲そのもの」なのは明白なわけで。
自分史上初のボリュームと短期間の本作を、いかにクオリティを下げずに完走するかを考えた結果…

「これ」を「封印」しないと、確実に途中で倒れる!

と思い、作曲活動の考え方の土台にしました。

完走できなくなる理由は様々なことが予想されます。
ネタ切れ、時間切れ、演奏スキル、ミキシングスキル、etc...
それらを回避できれば、このオファーもなんとかギリギリ完走できるだろうと考えたわけです。



「考え方の考え方」みたいになりますが、根本は

「やらないでいいことを決めて」
「やらないでいいことはやらない、追い詰めない」
「やらないといけないことに集中する」

ための考え方です。



封印した「これ」ってのは、この4つ。



・トーンの封印
お客さんが入っている劇場で再生されることを想定して、音色の微細な作りこみはしていません。
赤なら赤、青なら青。「ちょっと黄色が入った赤」とかいう音色は放棄しました。
ライブハウスもそうですけど、お客さんが入ると音が変わりますので。
「楽器のトーン」を封印し、効果音を多用したりもしています。

・定位の封印
劇場で再生されることを想定して、左右の細かい定位は追い込みませんでした。
定位頼みで「聴かせる」ように作っても、劇場の左右の座席であまりにも聞こえる音が違うと、ねえ。

・メロディの封印
語弊があるかもしれませんが、メロディにこだわることをやめています。メロディがない曲も多いです。
「リズムで押し通す」感じの曲作りをしました。
映画のお客さんはメロディよりもスクリーンに集中してるだろうからな、っていう想定です。
あと、映画そのものの作風にも、この方がマッチしているかと。

・ギターの封印
実はこれが、最初に達した結論でした。
誤解があるといけないですが、ギターはめちゃくちゃ使っています。ロックンロールはギターでっせ、やっぱり。
ただ、曲を作る構想の段階で、ギターを持つことを封印しました。
僕の場合、ギターを弾きながら曲を作ると、どうしても指板に支配される要素っていうのが回避できないので、本作のオーダーをお受けした時にまず考えたのは「ギターを極力封印しよう」ということでした。
映画の絵を見て、脳内でイメージをわりと硬めに固めて、それから楽器を手にする、というように心がけました。



いろいろ矛盾もはらんでいるかもしれんけど、まあ、気にしないで。



島田角栄監督作品の音楽を付けるのはこれが3作目ですので、監督もある程度任せてくださるし、僕も監督を知っているし、という環境も、この作曲ペースを可能にした一因です。



ともあれ、一区切り!
手伝ってくれた「死殺カオス 猿の帝国 サウンドチーム」の面々、ありがとう!



今日聞いた情報によりますと、「死殺カオス 猿の帝国」は2014年末TSUTAYAさんにて全国レンタル開始。2015年どこかで劇場公開らしいです。です。




■死殺カオス 猿の帝国 Sound Team

Team Leader
 のせたけし

Compose
 のせたけし

Compose(#2&25)
 ReN(No Limited Spiral)

Compose(#33)
 ソライロ

Guitar
 ReN(No Limited Spiral)
 ホタル*
 タカオミ
 瀬川蒼(ソライロ)

Bass
 くぼようへい(stunning under dog)

Drums
 キリヤ

Violin
 れん(ソライロ)

Engneering
 LAW(こだまプロダクト)



・制作環境
CPU: Athlon XP 5600+(たぶん)
MEM: 4GB
OS: Win7 64bit

DAW: Studio One 2 Producer Edition, Superior Drummer 2, ソフトシンセ複数
Audio I/F: YAMAHA MW8c
E.Guitar: PLAYTECH TL-250, Danelectro DC56U2
A.Guitar: Morrisの何か
Bass: Squierのプレベ
Effecter: BOSS GT-6, zoom G1Xon, コンパクト多数
Mic: BEHRINGER XM8500





歪み買いました(BEHRINGER OD400)

ごぶさたしております。

コンパクトを使い始めてからというものの、めりめりと音をたてて所有数が増えていってるわけですが。



性懲りもなく。

またひとつ追加しました。



BEHRINGER OD400 です。

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JOYO SBODをメインの歪みとして愛用しているのですが、

・もうちょっと(もっと)ハードなバッキングが欲しい
・不慮の故障の代替機

として、購入しました。



バンドをしていく中で、曲によってはハードなOD、というかいわゆるスタンダードなODの方がマッチするのでは?という考えがずっとあり、追加を考えておりました。

候補としては定番品のBOSS SD-1、もしくはBOSS OD-3。

このどちらかを購入する、ということでハラを決めており、ネットで「SD-1 OD-3 比較」とか検索しまくったり、購入資金として500円玉貯金を始めたり、などなどしておりました。

SD-1とOD-3はよく比較対象とされるペダルです。
OD-1直系のSD-1と、新設計によるスタンダードなOD-3.
ネットをざざーっと見てみても、どちらを導入すべきか迷っている人は多かったようです。

事実、僕もどちらを購入するかは、自分の楽器で試奏してから決めようと考えており、試奏のタイミングを虎視眈々と探しておりましたが、映画音楽制作や主催イベントを始めとするいろんな優先事項があり、試奏は後回しに、導入意欲は高まる一方、という状態でした。



はい、ここまでが壮大な言い訳です。



そんな8月の終わり。
天啓がおりてきました。



「ベリのコピーモデル買ってしまえばいいんじゃね?」



意識の中で、「選ぶ」よりも「買う」が優先されていることは言うまでもありません、これ。



「モード:買う」にアタマが切り替わった僕は、さっそく調査開始。



BOSS OD-3やSD-1のコピーモデルは、BEHRINGER OD400であるらしい。
価格チェック。安心のベリ様。送料込みで2100円程。
即、注文しました。



きのう家に届いて、さっそく試してみました。

DRIVEを12~3時ぐらいにセットし、イメージしていたようなハードな歪みを得ることができました。
TONEを12時以上にセットすると、ギンギンキャンキャンと鳴ってきます。好みではありますが、バッキング用途だと少し控えめの方がいい感じです。

代替機としては二軍でも、一軍半でもなく、十分な一軍レベルです。

SHODと、OD400でバッキングの歪み。
Biotite Distortionでブースト。

これで僕は歪み打線のクリーンナップを完成した、と言える感じです。



またちゃんと試奏音源をあげたいところですが、喜びがあふれてしまってこのエントリーに至る、と思ってください…



…ご清聴ありがとうございました。






8/2(土)鳥獣ギガ@南堀江knaveに出演してきました

8月に入りました。すぐライブでした。



8/2(土)南堀江knaveさんでの「鳥獣ギガ」というアニソンライブイベントがあり、そこへ男三人ラブライブ!バンドの「ノセライブ!」で出演してきました。

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「出演してきました」とか他人事みたいに書いてますけど、僕が主催のイベントに自分のバンドで出るという、ワクの無駄遣いみたいなものです…



当日のセッティングは、
KORG pitchblack→JOYO SBOD改→Moriae Biotite Distortion→BEHRINGER DR400
でした。

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SBOD改がメインの歪み、Biotite Distortionはブースターとして使いました。
DR400はモード9(大部屋リバーブ)で、リバーブタイムとトーンはフルアップです。プレイバックを確認したら、もうちょっとドライでもよかったかなと思いました。

ボードは「まな板ボード」を復活させました。イベント主催の荷物とバンド機材を運ぶために、少しでも小さくしようと思いまして。



アンプはJC-120。ジャズコです。

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SBOD改は、中身は自作(してもらった)SweetHoney OverDriveです。
ピッキングへの追従性が非常に良い、と評判のペダルです。
とは言え僕はそんなに繊細なプレイをしているわけではなく、全力ピッキングを10の力とすると、5、8、10、12ぐらいの4段階ぐらいしかないと自分では思ってます。
しかしこんな僕でも、とても気持ちのいいトーンでした。好き。
バンドメンバーやお客さんからの評判もよかったです。ありがたいことです。



やることを絞れば、シンプルな構成でもじゅうぶんいけますねえ…



ただ、今後は歪み系ペダルをまな板に固定し、空間系は演目に応じて組み替えていく、という感じがベストかなと考え始めています。



あとこのバンド。
今回のライブをもって、ドラムさんがお仕事の都合で卒業されました。
彼がいなければ、このバンドが立ち上がることはなかったです。
いままでありがとう。



また、折を見ていろいろ書いていこうと思います。



…ご清聴ありがとうございました。





ギャラリー
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