こんにちは。
ことあるごとに「もう歪みはいらないかな」などと言っていますが、機材好きのこういう言葉は全くアテにならないもので。
それを身を持って証明してしまいます。はい、買ってしまいました。
Danelectro CTO-2 V2 Cool Cat です。
外箱には「Transparent OverDrive」と書かれております。
「透明なオーバードライブ」ということですので、音のイメージは、まあそういう感じですね。
あまり歪ませない感じのオーバードライブ、ということでしょう。
型番に「V2」とあるように、CTO-2の前にCTO-1というペダルがあったようです。
そちらは、不勉強にしてよく知りません。
大阪市内某所の半額セールにて売られているのを発見。
「もう買うもんか買うもんか」と我慢していましたが、我慢のリミットブレイクの瞬間はとても気持ちいいですね。
無事、半額で購入することができました。
ダンエレクトロらしい特徴的なルックスがイカしてます。
【コントロール】
・Volumeノブ
全体の音量調整。絞りきると無音になります。
・Gainノブ
歪み量の調整。絞りきっても音は出ます。
・Trebleノブ
・Bassノブ
EQです。同軸ノブのため、Bassだけ回したいのにTrebleも回っちゃうということが頻発しており、操作性がとても悪いですが、まあ、いいです。
・ディップスイッチ
本体裏からアクセスできる場所に、ディップスイッチが4つあります。
それぞれ
Blue LED Clip
Red LED Clip
FET LED Clip
Gain Boost
と、書かれていました。
ざっと弾いたところ、ほんっっっっっっっとうに、歪みません。
いわゆる普通のオーバードライブであれば、ゲイン12時ぐらいの設定だとけっこう歪んでいると思うのですが、これは同じ設定でもほぼ歪みません。
ゲイン12時&全力ピッキングで、ようやく軽く歪んでいる程度です。
ただ、その歪みの味そのものは「原音の芯をしっかり維持しつつ、音にキラリふわりとした歪みがまとわりついて」とても好みの感じでした。
ゲインを全開にすると、ようやく「歪んでる!」と感じます。
ただ、ハイがジリジリ、ローがぶわぶわと出てくるようになります。この辺は好みの問題で。
全体的には、ONにした時にローがゴツンとブーストされて聞こえたので、Bassを下げ気味に設定してやると、ちょうどいい塩梅かもしれません。
ディップスイッチの設定組み合わせなども含め、また後日に試奏音源をアップしますが、ひとまず購入のご報告、ということで……
…ご清聴ありがとうございました。